福岡県三井郡大刀洗町は、軍の飛行場があったらしく東洋一の規模を誇っていたそうです。大刀洗に特攻隊の資料館があります。
以前は大刀洗駅に隣接して資料館がありました。現在は道を挟んだ向かい側に新設移転しています。この画像は2006年6月に行った時のものです。古い資料館の時のほうが時代を感じさせる雰囲気はありましたね。
海から引き揚げられた特攻機を復元展示してあります。よくここまで復元したものだと感心します。FRPや樹脂で全体を覆っているような感じでした。知覧の記念館に展示してあるものと同じような方法だと思います。
復元展示してある零戦引き揚げ時の様子を撮影した写真パネル。搭乗していたパイロットの方は漁船に救助されて無事だったそうですが、その後に汽車で知覧へ行き特攻出撃して戦死されたそうです。
知覧飛行場などが主な特攻基地となったために、太刀洗飛行場は中継基地的な役目だったそうで、太刀洗から直接飛び立った特攻機は５機くらいだったそうです。記念館を管理している方が丁寧に案内や説明をしてくださいました。管理している方の親戚の方が特攻隊で戦死されたそうです。ここまでは2006年6月に行ったときのもの。現在の資料館はまた後日書きます。